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6月〜夏前は、梅雨の大雨に加えて、台風の季節も近づきます。
停電や道路の冠水(道が水につかること)などが起きると、外出や連絡がむずかしくなることがあります。
この記事では、「停電」と「大雨」を想定して、暮らしの中でできる備えを、やさしい順番でまとめます。
いきなり完ぺきを目指すより、今日できる1つから進めるのが続けやすいです。
備えは、家によって必要なものが違います。
まずは「困りごと」を3つまでにしぼると、買う物・やることが決まりやすくなります。
ここが決まると、備えが「自分の家に必要なもの」だけになります。
増やしすぎず、続けやすくなります。
停電でまず困るのは「暗い」「情報が入らない」「連絡ができない」です。
難しいことはせず、置き場所を決めるだけでも安心が増えます。
「どこに置いたか分からない」が一番困ります。
家族で「停電セットの場所」を共有しておくと、夜でも迷いにくいです。
梅雨〜夏前は、気温が上がる日もあります。
停電すると冷房が使えないこともあるため、暑さをやわらげる工夫を準備しておくと安心です。
食事は、特別な非常食でなくても大丈夫です。
「普段食べる物を少し多めに置き、古い順に食べて買い足す」だけでも、立派な備えになります。
飲み水は、公的情報では「1人1日おおよそ3リットル」を目安に、まずは3日分を用意する例があります(飲む分+調理に使う分の目安です)。
また、状況によっては「1週間分」が望ましいという考え方も示されています。
量は体調や季節で変わるため、無理のない範囲で少しずつ増やす方法が現実的です(首相官邸:災害が起きる前にできること)。
すべてを一度にそろえなくても、買い物のたびに少しずつ増やす方法なら続けやすいです。
大雨のときは「雨が強くなってから動く」と危ないことがあります。
基本は、早めに情報を見て、早めに動くです。
気象庁の「キキクル(危険度分布)」は、土砂災害・浸水・洪水などの危険が高まっている場所を地図で確認できます(気象庁:キキクル(危険度分布))。
難しく感じる場合は、「自分の場所の色が濃くなってきたら、外出を控える・家族に連絡する」など、自分ルールを決めておくと使いやすいです。
同じ地域でも、川が近い・坂の下・低い土地など、危険の出方が変わることがあります。
国の「ハザードマップポータルサイト」で、自宅や候補地の周りの災害リスクを調べられます(国土地理院:ハザードマップポータルサイト)。
ここで大切なのは、「怖がるため」ではなく、行かない道・近づかない場所を決めるために使うことです。
雨の日の買い物や通院のルートにも役立ちます。
大雨や停電のときは、家の中でも事故が起きやすくなります。
特に「暗い」「ぬれている」「通路に物がある」が重なると危険です。
「大きな備え」は難しくても、家の中を整えることは今日からできます。
まずは一か所だけ、片づけてみてください。
停電や大雨のときは、電話がつながりにくいこともあります。
あらかじめ、連絡の順番と、短い文の「合言葉」を決めておくと安心です。
「困ったらここに連絡する」「この場合は迎えに来てもらう」など、家庭ごとに決める内容は変わります。
無理のない範囲で、紙に書いて冷蔵庫などに貼るだけでも役立ちます。
見守りの方法、緊急時の連絡先、停電時の対応、避難の手順などは施設ごとに異なります。
入居中・入居予定の場合は、必ず書面と現地の案内で確認してください。
免責事項:本記事は、梅雨〜台風前に備えるための一般的な情報を整理したものです。医療的判断、法律判断、制度の適用判断は行いません。体調や生活状況、住まいの条件、地域の災害リスクにより適切な対応は変わります。各種対応や運用は施設・地域ごとに異なる場合があります。心配がある場合は、公的情報とあわせて、家族・関係先・管理元へ確認してください。
