「春までに入居したい」と思っても、問い合わせから鍵渡しまでには、見学・面談・契約・引っ越し準備など、いくつかの段階があります。
特に2〜3月は引っ越しが集中しやすく、早めに逆算して動くことが安心につながります。
ただし、具体的な日程や必要書類は施設ごとに異なります。
ここでは一般的な流れの目安と、家族で話し合うとよいポイントをまとめます。
・「〇月中に入居したい」から逆算し、少なくとも2〜3か月前には問い合わせをしておくと安心。
・見学・仮申し込み・審査・契約・引っ越し準備など、いくつかのステップがある。
・必要書類や費用の支払いタイミングは施設ごとに違うため、書面での確認が大切。
ここでは例として、「3月末までに入居したい」というケースを想定し、ゆとりを持った逆算の目安をご紹介します。
あくまで一例であり、実際の受付スケジュールや空室状況は施設ごとに異なります。
必ず最新の案内をご確認ください。
● 3か月前(12月ごろ):問い合わせ・資料請求
まずは電話やホームページから問い合わせをして、パンフレットや料金表、入居までの流れを取り寄せます。
この段階で、希望する入居時期(例:3月末まで)をはっきり伝えておくと、その時期の空室見通しや待機状況を教えてもらいやすくなります。
● 2〜3か月前(12〜1月):見学・説明を受ける
実際の居室や共有スペース、周辺環境を確認します。
館内の段差や通路幅、エレベーターの位置、医療機関やスーパーまでの距離など、気になる点をメモしておきましょう。
契約前に「費用の全体像」と「入居までのスケジュール」を説明してもらうことが大切です。
● 1〜2か月前(1〜2月):仮申し込み・審査
入居を具体的に考える段階になると、仮申し込みや入居審査があります。
収入や保証人、健康状態などの確認が行われることが多いですが、どのような項目が審査対象になるかは施設ごとに異なります。
説明を受けた内容はメモし、家族で共有しておきましょう。
● 1か月前〜数週間前:本契約・初期費用の支払い
入居が正式に決まると、契約書への署名・押印と、敷金や前払い家賃などの支払いが発生します。
「いつまでに、いくら支払うのか」「解約時の返金ルール」は、必ず書面で確認しましょう。
契約書の内容が分かりにくい場合は、家族で一緒に確認しながら進めると安心です。
● 入居直前:引っ越し準備・住所変更
家具や家電の持ち込み範囲は施設によって異なります。
ベッドやタンスなど大型家具をどこまで搬入できるか、ガスやインターネットなどの契約が必要かどうかも施設ごとに異なります。
引っ越し会社の予約、郵便物の転送、役所への届け出なども、余裕を持って進めておくと安心です。
春の入居を目指す場合、見学の際に「いつまでに何をすれば、いつ鍵を受け取れるのか」を具体的に聞いておくと、逆算しやすくなります。
たとえば、次のような点を質問してみましょう。
これらは施設や建物の管理形態によって変わります。
必ず担当の方から直接説明を受け、分からない点はその場で質問しておきましょう。
・国土交通省「サービス付き高齢者向け住宅」
・サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム
・厚生労働省「介護サービス情報公表システム」
【免責事項】
本記事は、春の入居をイメージした一般的なスケジュールの目安をご紹介するものです。実際の空室状況・審査内容・契約条件・鍵渡しのタイミングなどは、施設ごとに異なり、本記事ではシルバーマンション高崎を含め個別の条件を確認できていません。必ず最新のパンフレットや契約書、担当者からの説明をご確認のうえ、ご判断ください。
